今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、みやむー さん からの

ご相談でした・・・

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小学6年生と2年生の子を持つ母親です。

先日の選挙中、主人や義父はニュース見ながら自分が思うことをバシバシ言うし

(ちょっときつい言い方だったりする)、周りの大人が話すことで、

子どもの政治への見方を偏らせてしまわないかが心配でした。

上の子に、「なんで選挙でこんなこと言うとるん?」と聞かれましたが

私自身も、公平に話すだけの知識を持てていないと感じました。

子どもには将来、自分で投票先の判断ができるようになってほしいし、

そのためには、今のうちから政治について関心を持つことは大切だと

思っていますが、家庭で子どもと政治について話す時は

どうすればよいのでしょうか。アドバイスいただきたいです。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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極めて自然な状態だと思いますよ。

というのは、ご家庭の中で ご主人さんとかお義父さんが

政治について熱く語ったりとか、

ひいきのプロ野球チームの話だったり、そのご家庭の中で

すごく話が熱くなったり、これがいいとか これが良くないとか、

そういうような環境っていうのは、極めて自然なことですねですから

そういう中で子供っていうのは育ってきますから、

たくましく育つんじゃないですかね。



将来において、成人になって自分で投票先の判断ができるようになってほしい、

ということですけれども、それは歳をを重ねながら、

今 ご主人さんとお義父さんが政治にも関心を持って

色々と話されているという環境の中で育ったならば、

本人さんも大きくなった時には、自分でしっかりと関心を持って考えて

自分で判断して投票していくということもできるようになると思いますね。

その時になれば自分の考えも持つでしょうし、

自分なりの情報も集めるでしょうし。ですから 極めて 自然の中で

そういう中で育つもんだと思います。

たくましさも身につくと捉えても大丈夫じゃないかなという風に思いますね。


もしご主人さんとか 義理のお父さんの発言が、あまりにも 偏った発言だったりとか

政治だから、こういう見方や歩み方 やいろんな見方 あると思うんですけれども、

自分たちとは違う考えがあった時に、それを徹底的に批判するのが

あまりにも度が過ぎるともし感じられるならば

もうその時は、お母さんが間違う場所で、それを中和するような話を

してみてはいかがでしょう。

何が正しい 正しくないというよりも、そしてまた、その言い方っていうのを

誤解して子供が受け取ることがないように、中和をしてあげるっていうのは

大切でしょう。

それはご主人さんや義理のお父さんが見えないところでフォロー というか

ケアというか、「それはこういう意味なんだよ」とか

「まあこういう考え方もあるよね」 っていう風にですね

偏らないように中和をさせていく、これは一方では重要だと思います。


しかし子供って言うのは、どういう環境であれ、

案外たくましくて、そういういろんな意見があったり

いろんな大人の声を聞きながら、そして最後は自分で判断していく力を

持つと思います。

この選挙のことのみならず、普段のことでもただただ言う通りに

聞き分けよく育つこと言うよりも、別のことでも 何のことでも

自分でも判断して自分でも決めて、自分で動ける子、

そういう子育てを意識してれば、選挙のことも 他のことも

やがては自分で判断してくるようになる、そんな風に思いますね。


よく若者の政治離れとか、まるっきり 興味がないと言いながらも

自分の置かれた環境には、不平や思いも出るというような事って

よくありますけれども、自分たちが声を上げることとか

現実を知っていくこと、そういう姿勢は重要ですから、

偏った方に行くか行かないかの前に、ご主人さんにしても 義理のお父さんにしても、

それからお母さんにしてもそうですけれども、

政治というものは何なんだとか、現実はこういうことがあって・・・とか

そういったことを子供に教えていくとか語っていく ってことは

大変 大切だと思います。それはそれで とてもいいことだと思います。

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今週は、Aya さん からの

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小学4年生の娘が、最近、容姿を気にするようになりました。

私が少しふっくらしているので、遺伝するかもと気にしているかもしれません。

実は私もそうでした。

今は親から見て全く太っていないのですが、「脚が太い」「太っている」と

一日中見た目を気にしています。

「気に気にすることないよ。とてもかわいくて素敵だよ」と伝えていますが、

あまり響いていないようだし、私も複雑な気持ちです。

経験してきたことではありますが、本当に寄り添える言葉がみつかりません。

自分を大切に、のびのびと育ってほしいのですが、

どのように声がけしてあげるのがいいでしょうか。

アドバイスいただきたいです。よろしくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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小学校4年生っていうのは、自我がしっかりしてきますから

親の言葉より、親じゃない 周りの人の言葉の方が影響を受けてしまったり、

社会的に色々と、自分っていうのを認識し始める時ですから、

友達であったり 知り合いであったり、いろんな人からの言葉の方を

気にしてしまうのです。


だとすると、「最近すごく気にするようになってきた」っていうのは

どなたかが娘さんに対して何かを発言したのかもしれませんね 。

それを気にして、「そうなんだ」と、思い込んでる。

そこに対して親が「いやいやそんなことない」って言ったものの、

年齢的には、親の言葉より、外の人の言葉の方が気になるっていう 年齢なので、

「そんなことないよ。気にすることない。とても可愛くて素敵だよ」

って言っても、

そういう言葉は重要だし、ぜひぜひ言ってあげて欲しいんですけれども、

親御さん以外の誰か、家族じゃない方、家族でもいいですけども、

いろんな人に

「そんなことないよ。気にすることない。とても可愛くて素敵だよ」

と言ってもらうように

環境を作っていくというのも、1つは重要だな っていうふうに思います。



親としては、やっぱり娘さんとともに生きていくというか、

健康であって、健やかに成長してくっていうのを見守る存在ではあるわけですから、

「太い」とか「太くない」じゃなくて、

常に「健康的に育ってね」っていうメッセージは

それはいつも伝えればいいと思いますね。

外の人の意見にどんどんどんどんと振り回されて、

極端なことになってもいけませんし、

親としては健康的に育ってほしいんだと、そのメッセージを

ずっと伝えてください。

もちろん第三者の誰かからでもいいと思いますね。



もう一つは、お母さんが「実は私もそうでした」と

ご相談いただいてるわけなんですけれども、だとしたらお母さんは

かつて自分がどんな風にそういったことに対して直面して、

どんな風な感情を持ちながら、どういう風にそれを超えて行ったのか

乗り越えていたのか、そういうことを娘さんに語っていくといいと思います。

これはこれでで、お母さんが自分の心の中を全てオープンにして、

娘さんに話していく っていうのは、とても娘さんの心にも 刻まれることですし、

とても意味があることだと思いますね。


小手先の、っていうわけじゃないですけれども、

そういう どっかの誰かから「そんなことないよ」 って言ってもらう環境作りも

大事なんですが、根本的な 根っこの部分は

お母さんがかつては 自分はどうだったか、どういう風に感じて

どういう風にそれを乗り越えてきたか、

そういうことを含めて娘さんとじっくりゆっくりと語らうと

娘さんの気持ちを否定するんじゃなくて

娘さんの気持ちも「わかるよ、そうだよね。お母さんの場合はこうだった」とか

「こういう風に思うようにしてきた」とか、

「でも今はとても幸せなんだ」とか、

そういうの全てですね、つまりそれはありのままで肯定できて

ありのままで幸せを感じられた、そんな話も含めて

じっくりゆっくり、見た目のみならず、その時の気持ちの変化も含めて、

オープンに話をするということも大変重要だと思います。

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今週は、キムキム さん からの

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小学校5年生の娘なのですが、中学受験をしたいという本人の希望で、

小3の1月から進学塾に通っています。

今の学校の友達環境から抜け出したい様子なので中学受験を許しましたが、

さほど家でも勉強しないのでついていけていません。

反抗期なのか、ちょっと口をだすとだんまりで、自室にこもってしまいます。

そんなにやる気がないのであれば、お金ももったいないし、

中学受験を辞めようと話してみたのですが、「辞めたくない」と言って泣きます。

それなら勉強を頑張ろうよと伝えるとうなずくのですが、

結局はあまりやりません。

正直、何を考えているのかわからなくなっています。

この先、どのようにコミュニケーションを取っていけばいいのかわかりません。

よいアドバイスいただきたいです。よろしくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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一言で言うと、1回ゆっくり話し合うことなんですけれども

まあ何を話し合う かっていうと

娘さんはまだこの中学受験っていうものが何か分かってないんじゃないですかね。

中学受験と向き合うとか、もし合格した後

私立中学で何をしたいかとか、自分の人生を前向きに考えた時に

この中学受験っていうのは何者で

それと向き合ってそれを超えた先の世界

私立中学に行ってからはどういう風に自分が過ごしていきたいのか

そういった事っていうビジョンがあまりないんじゃないですかね。

というのは

ご相談を見ていると、今の学校の友達 環境から抜け出したいから

中学受験。。。こういう風にご相談されてるわけです。

つまり 今の状況から抜け出したいから中学受験、

つまりは 抜け出したいが目的で、中学受験かどうか っていうのは

その抜け出したいから中学受験、ということで

手段として 中学受験が出てきた、そういうふうにも感じますよね。

中学受験 だろうが何だろうが良くて、

とにかく今の学校の友達 環境から抜け出したい、それが 動機なので

中学受験は勉強もしっかりしないといけないし、

こんな大変なこともあんな大変なこともあるって言うのとは

あまり まだ 最初から考えたり 向き合ったりしないで

ただ今の状況を抜け出したいというところでスタートをしていますよね。

案外 現実と現実がどんどん と出てくると、結構大変だなとか、

難しいなとか、やれるかな とか、

しかしそれをやめるとなると、学校の友達 環境から抜け出したかったのに

またそこに戻ってしまう。だからやっぱり 中学受験はやめたくない し・・・

って言って ジレンマになってるんじゃないかなと思います。


だから勉強頑張ろうよ って言っても、頭ではわかってるけれども、

中学受験っていうものと向き合ってないから、あまりやれないですよね。

だからまあ 親としても 何を考えてるのかわからなくなるということなんですが、

最初の最初は、学校の友達関係から抜け出したかったのかもしれませんが、

やる以上は、中学受験をやるということでしたら

中学受験が一体何者で、どれぐらい やらなくちゃいけなくて、

それに合格するとはどういうことで、合格した後は何が待っているか。

・・・これに全て 納得しないとだめですね 。


ただ抜け出したいから、何でもいいから中学受験、じゃなくて、

抜け出したいという ネガティブなところから動機が始まるんじゃなくて、

私立中学に行きたい! 中学受験に合格したい!と

ポジティブな動機にならないと 乗り越えられません。


だから 1回 じっくりゆっくり、 中学受験とは、それに必要な勉強とは、

そしてその後の私立中学でどういう 毎日を送りたいのか、

そういったことをゆっくりと話をするということでしょうね。

現実と向き合っていく っていうコミュニケーションを

たくさん 親子ですることですね。

その上で、最初の動機は今が嫌だったからかもしれませんが、

これから 歩む道はこういう道 なんだっていうことを

しっかりと 認識して、ポジティブな意味で 頑張るって言うなら

今度は 何を どう頑張るか、いつまでにどこまで頑張るか、

そういう具体的な約束に変えて、

褒めて 伴走して寄り添って、一緒になって

中学受験っていうのを親子で乗り越えていく、

そう向き合ってくっていうのがいいでしょうね。

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