今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 まるこ さん からのご相談でした・・・

******************************

小学2年の娘の家での学習についてご相談です。

宿題の後の自主勉強ってどのくらいか必要ですか?

塾には行っておらず、宿題も少ないので、このままでいいのか心配で。

漢字の書き取りとか、算数の計算問題だったり、やらせようかとドリルを

購入しましたが、宿題だけすますと友だちの家に遊びに行ってしまうので

やってません。塾に行くのは、高学年くらいからと考えていますが、

今は何をどんなふうにすればいいですか?

******************************

安藤先生からのアドバイスです♪

******************************

小学校2年生の娘さんは、宿題をしっかりとやるわけですね。

こうやってやらなくてはいけないものをきちっとやるって、

これだけでもすごいこと なんです。それをまず褒めてあげると

もっと色々やりたいって言うでしょうね。

だから次から次へと 何をさせればいいか っていう前に、

今、娘さんができていることをどんどん 褒めていくと、娘さんから

もっとやりたい 次もやりたい・・・こういうことになりますから、

毎回 宿題をしっかりやって「えらいね。そういうあなたが好き。

そういうあなたは信頼できる。そういうあなたのことを応援してる」

という風に、まず 宿題をきっちりやっているっていう事を

非常に嬉しく思う、そして 喜ぶ、 そして褒める、 そして笑う、

というようなことをやっていけば

宿題の習慣これから先もつくと思います。

さらに、もっとやった方がいいとか、宿題が少ないから少し心配だと

するならば、「これをやりなさい」ではなくて、

お母さんが「最近こういうのやってるんだけど、わかる?」

とか言って、お母さんが一緒になってやってみることです。

「○○ちゃんがどんなことやってんのかなと思って、お母さんもやってるんだけど

教えて。どうやってやるの?」とか、

お母さんも一緒にやると楽しんでやる、そういうような空気で

やっていくわけです。

とにかく本人がやりたいと思ってやっていくことしか

身にはつかないわけですね。

したがって、本人がやりたいと思うような気持ちを

ずっとキープさせることが大事です。

やはり、楽しくて安心して暖かい空気の中でこそ、頑張れるわけです。

やらなくちゃいけないから、それをしないと困るから、

そういう悲観的なところでは頑張れないわけですね。


お母さんも教えてもらうぐらい楽しい雰囲気を出す。

そうすると娘さんは「じゃあ私が教えてあげよう」と、

ママの力になってあげようということで やってやろうと思ってもらえる。

そうやってそういう気持ちにさせながらやってると、それもまた力になる、

習慣になるというようなことを考えてみたらどうでしょう。

お母さんがいきなり小学校2年生の計算問題をやり始めたり

漢字をやり始めると「どうしたの?お母さん?」というような感じで

びっくりするかもしれませんね。

それに少し違和感があるならば、例えば クイズ とか なぞなぞ とか

色々お互いに頭を使って「何だろう?どうだろう?」と考えるような

そんな時間を日常の中に作ることもできると思いますね。


頭を使って何とか解決に導こうとする。そしてできたら、笑う、喜ぶ。

そういう 楽しさがある そういうことで頭を使う、粘る、

そして考える、こういうような 習慣も身につきますからね 。


また、本を読むのもいいです。

「この本ってどんな本だった?感想聞かせて」

とか「そうなんだ」とか。

「なんか読みなさい」とか「感想 言いなさい」とか「それは違う」とか

そういう 評価をするというのではなくて、

「それ面白いね。お母さんも読んでみよう」とか

そんな時間も過ごすといいと思います。

キーワードは「全てを楽しく」です。

楽しく暖かく 安全で、もっとこんな時間を過ごしたいと思うから

お子さんは「もっとあれをやろう。一緒にやろう」っていう風に

そんな空気作り ここがポイントになるんじゃないでしょうか。

******************************

安藤先生へのご相談は

メールフォームから お気軽にお寄せくださいね!

その後のエピソードなども

お待ちしています!

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 もりぃ さん からのご相談でした・・・

******************************

私はフルタイムで働いています。

長男は中学一年。下に小4の女の子がいます。夫は関西方面に単身赴任中で、

たまに週末に帰ってくる程度です。

子育てのことは話し合いながらやってきましたが、最近、長男が反抗期で、

注意すれば「ウザイ」と返ってきます。どう対応すればいいのか難しいです。

仕事のストレスもあり私自身もいろいろあって、でも顔に出すのは良くないと

顔や態度には出さないようにしています。が、私の気持ちに余裕がなく、

子どもたちに向き合えてないかもと悩んでます。

でも、仕事を辞めるわけにもいきません。思春期の子育てと仕事の両立って

どう考えればいいのでしょうか。アドバイスいただきたいです

******************************

安藤先生からのアドバイスです♪

******************************

フルタイムで働いていて、大変お疲れ様だと思います。

長男さんが中1っていうことになってきますと、やはり男の子から

徐々に男性っていう風に、思春期 つまりは大きくなってるわけですから

まあこの辺からは本当にお父さんの力っていうのがやはり必要になってきます。

まずこのモリーさん が、「私が子供たちに向き合えてないかもと悩んでます」

とありますけれども、そういう風に ご自身を責める必要は全くありません。

ご自身が それで気持ちを下げるとか 暗くなるということは全くありませんから

そうはならないようにしてもらえればと思います。

今 何しろ フルタイムで頑張っておられるぐらいよく頑張ってらっしゃるので。

したがって 旦那さんに「実はこうなんだ」っていうことで

ご相談をする、そしてまた力を借りるっていうことですね。

やはりこの長男さんっていうのはもう 家の中だけにとどまらず、

だんだん目が外に向いてきてるわけです、 男として。

これからどうしていこうか、中学1年、まあある程度、勉強でもスポーツでも

順位が出たり 比べられたり結果が評価されたり、いろいろ出てきます。

そんな中でそれをどう受け止めて どう頑張っていけばいいのか、

この先の自分の人生はどう 広がっていくのか、社会に対する不安とか

色んなものに対する不安が湧いてきます。だから そわそわと

自分にも自信がなくなってきて、 そして人にもきつくあたって・・・

これが思春期ですよね。

ですからその時は、旦那さんが、世の中のことを語るとか、社会のことを語る、

つまり 人生を語るとか社会を語るとかそういう、よく言う「男と男の」とか

よく言いますけども、 1回2人で、 1対1で話をするとか、そういう中で

少し不安だったものが 安心に変わったりとか、得体の知れない不安の中で

焦ってるっていうのがよく中学1年生にありますから、

1対1と話の中で少しは 和らげるということが まず 1点あろうかと思いますね。

また、「うざい」 というような言葉を言われてすごくストレスも出てくるわけですが、

「そういう言い方をされるとお母さんだってやっぱり 人だから、

そういう風に言われると気持ちが やっぱり下がるし、エネルギーが下がるし、

元気もなくなるし。あなたたちのことを一生懸命働いて一生懸命家のことも

しようと思ってるけど、 お母さんだってやる気がなくなってしまう」と

親としての気持ちを言うていうのは大事ですね。


もちろん親としての気持ちを言うということは、子供の気持ちも聞く

っていうことも重要ですから、何でも頭ごなしではなく、時々 いろんなことで

どんな気持ちなのとか色々聞いてくことも大事だと思います 。

日頃、親に対してとか、世の中、学校、 いろんなことに対して

どう思ってんの って気持ちも聞いて、そして親としての正直な自分の気持ちも

言うことがまた 合わせて大事かと思います。

どうしても中学生になってくると、お子さんも自分の素直な気持ちを言うことが

恥ずかしくて素直になれなくなって、そうなってくると、両親の方も

どう接していいかよくわからなくなってくる。

今までは、言わなくても分かり合えたっていう関係が、

一体何を考えてるのかよくわからない、 新しい関係性が生まれてくるわけです。

が、そういう時は、やっぱり言わないとわからないんですね。

子供も一体何を考えてるのか言ってくれないとわからない し 、

親も親の気持ちっていうのは やっぱり言って いかないと。


すれ違いもあると思いますね。でも言っていく。

でも、自分の気持ち ばっかりを言って「親の気持ちを分かれ」と言ったら

今度は子供だって「子供の気持ちを分かれ」と

お互い「わかってくれない」という状態になるので、相手の気持ちも

しっかり聞いて受け止めて、受け入れて、 お互いがそういう気持ちでいるんだって

ことはいいとか悪いじゃなくて、そうなんだっていうことをお互いが理解者となる。

こういうことが大事ですね。

お父さんも、男同士で話すとき、 そういう感じで長男さんに向き合ってもらうと

いいと思いますね。

******************************

安藤先生へのご相談は

メールフォームから お気軽にお寄せくださいね!

その後のエピソードなども

お待ちしています!

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 匿名希望 さん からのご相談でした・・・

******************************

小学2年生の女の子と、保育園の年長の男の子を持つ母親です。

子どものお小遣いって、何歳くらいからあげればいいですか?

私は中学に入るまでお小遣いをもらえませんでした。両親ともに公務員で

貧しかったというわけでもないと思います。小学3年くらいのとき

友だちの家にみんなが集まった時、私だけお小遣いをもらってなくて、

何も買えなかったのが恥ずかしかったです。

でも親にどういえばお小遣いがもらえるのかわかりませんでした。

なので私も、子どもがいくつになった時にお小遣いをあげ始めればいいのか、

なんて言って始めればいいのか、いくらくらいあげればいいのかわかりません。

娘の友だちでも、すでにお小遣いをもらっている子が数人います。

変な話、将来自分の子どもにどうやってお小遣いをあげればいいかわからなくて、

子どもがかわいそうだから「子どもはいらん」とまで思ってました。

アドバイスをいただきたいのでよろしくお願いします。

******************************

安藤先生からのアドバイスです♪

******************************

答えがあるわけではないですけれども、

一般的な目安として申し上げます。

保育園児は、 保護者の方と一緒に帰ってくるわけですから

自分一人で帰ってくるわけでもないし 自分一人で登園するわけでもないですよね。

小学校っていうのは自分たちで、集団や個人で行って自分たちで帰ってくる。

行って帰って友達と遊ぶ約束をしたり、友達同士で出かけて

またそのお小遣いを持って、かつては近所に 駄菓子屋さんとかいろんなお店が

ありましたが・・・そういったことで考えると、

小学校に上がったら、非常に少額でいいですからお小遣い というか、

お駄賃とか言ってましたけれども、そうやって自分でお金をコントロールする

という意味合いも含めて、小学校に入ったら少しずつ渡していく

っていうのは一つの目安だと思います。

ところが 今は、近所に友達同士で買い物に行くなんていうことが

小学校低学年でもあまり なくなりましたね。

近所の公園で遊ぶとか 近所のお寺の境内とかで遊ぶとか、

そういうこともずいぶんとない。そんな風景はなくなりました。

従って、親御さんと行動する機会が多くなってる 昨今ですから、

かつてのように 小学校1年生でといっても、金を使う機会なんてそうはないですね。

だから子供たち同士で遊び始めるのはいつなのかということです。

そうすると 一般的には「つ」が取れた年齢って言われます。

8つ 9つまでは「つ」がつきますけど、10歳は「とお」。

7つ 8つ 9つの「つ」のつく年齢は、案外お母さんと一緒にいます。

ところが「つ」が取れて通う、つまり 小5小6 あたりになってくると

友達同士で行動する機会も増えてくる。そうすると お小遣いも

どれだけ変わって自分でお金のコントロールしていく。

そういうことを考えてもいいんじゃないですかね。

したがって 一般的な目安ですけども、小4、小5 あたりから

お小遣いを渡せばいいんじゃないかなと、まずはそういう風に思います。


小4小5 と申し上げましたけど、それは子供たち同士で遊ぶ約束をして

どこかに行くとか、まあもちろん 近所で いいんですけども、

そんな流れでお買い物するとか、そういう場面があるならばお小遣い、

ということで、その都度お母さんにお金ちょうだいというよりも、

例えば 月にどれだけ手渡して、その中で 残額 見ながら自分でやりくりする、

こういうことを覚えるためにも渡してしまった方がいいと思いますね。

ところが案外 友達とそういう 外出 というか 遊ぼうっていうことをせず、

お母さんと一緒の時間だけを過ごしてるとするならば、

それはお小遣いはあまり必要な場面はないですよね。

必ずしも渡さないといけないことはない。

私の私的見解ですけれども、小5小6になってくると社会性を身につけるためにも、

お母さんべったりではなくて、ある程度 友達といると小遣いも必要になってくる

それでいいんじゃないですかね。

その時にいくらぐらいあげればいいのかっていうのも

それも何を買うか 友達と どう動くかっていうことにもやりますから

1人だけ 高すぎず 1人だけ 安すぎずっていうことを

友達同士のだいたい 平均ぐらいでいいんじゃないかなというふうに思います。

しかし、これは一概には言えません。

様々な家庭の形があると思いますので、そういうことを一つの目安にしてもらえば

いいと思います。


「どうやって言ってお小遣いあげればいいかわからなくて」ということですが・・・

たとえば、「毎月決まった時に これだけ渡すから、その中で

自分の中で、使いすぎたらなくなる、貯めれば残る、そういうことも覚えながら

やってくんだよ」 っていうことですね。

しっかりと伝えて そして渡せばいい そういう風に思います。

******************************

安藤先生へのご相談は

メールフォームから お気軽にお寄せくださいね!

その後のエピソードなども

お待ちしています!