今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、SYRママ さん からのご相談でした・・・

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安藤先生、いつも保育園のお迎えの車で聴いてます!

うちは、532歳の、男、女、男兄弟です。

いちばん上の子にひらがなや足し算を教えていると、下の子が邪魔をします。

読んでほしい絵本も違うので、下の子にはあまり読んであげられません。

うまく対応する方法があればアドバイスほしいです。


また、それぞれの能力をどのように伸ばしていけばいいでしょうか。

お願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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上の子に色々教えていると、下の子が邪魔をする・・・・

これは言うまでもなく、読み聞かせがどうとか、足し算がどうとかの前に、

兄弟がみんながみんな揃って、自分の方を見てほしい、かまってほしい、

まあそういうことだと思います。


従って、どの子も、見てほしいかまってほしいという気持ちを
満たしてあげることができれば、いろんなことがスムーズに進みます。
それは、満たして欲しい構って欲しいを満たしてあげるためには
もちろんいろんな場所で「もうちょっと待っててね」って言えば
その話を聞くと思いますし、

しっかり一人一人に、「今はもう少し待ってね、そしたら次は誰々ちゃんの番よ」

など、そう言っていくのが大事です。


読み聞かせも大事ですけれども、
もちろん5歳の子と2歳の子読み聞かせる内容も違うと思いますので
まあそれはそれで、内容も違えば時間も違う。
それぞれにしてあげればいいと思うんですけど、
年齢が違ってくると、2歳の子と5歳の子では
一緒の話を一緒に聞かせることが良い場合もあるし
難しい場合もあると思うので、
もちろんみんなで一緒にがよければ、そうしてあげてましょう。

2歳の子は2歳の子なりの甘えがあります。
そんな時は、5歳の子達には「少し待っててね」と話をしておくことです。

しっかり事前に話をすればわかると思います。



それぞれの能力をどのように伸ばしていけばいいでしょうか
・・についてですが、
能力は親が伸ばしてあげようとかじゃなくて、
「伸びていく」んですね。
子供の能力が伸びていくための基本ベースがしっかりしていれば、
子供の能力は自ずと伸びていくんです。

ベースと言うのは何なのかと言うと、

それは「自分は愛されている」という、そういう安心感です。
3人のお子さんたちに、しっかりとその愛情が伝わる形で接してみて下さい。


とはいえお母さん体一つですので・・・

3人が3人とも必ず満たすことができるかどうかは
難しいところがきっと、それは物理的にありますので

そういった場合は、「今は誰々なのでもう少し待っててね」としっかり話をする。


それは、目を見て、しっかり話をして、
それを貫けば、やがて当然それは子供分かります。
それをしっかり貫くことです。
その上で、その自分の番が来た時には、お子さんそれぞれが
しっかりと愛してもらえると伝える・・・すると

そういうことを続けていくことで、子供の安心が生まれれば
子供は自分の好きな事に没入することができますから

それぞれの能力を伸ばす、つまり
子供それぞれが、自分の好きなことに今没入することができるということですね。

そういうような環境を作っていくためにも、

子供の心を安心させてあげる。そのためにはしっかり関わってあげる。
3人お子さんがいてなかなか物理的に難しければ
しっかりお話をする、それに尽きるんじゃないですかね。


子供の目線になる、子の気持ちになってるってことです。
今2歳の一番末っ子はどういう風に思ってるかな、
真ん中の子はどういう風に思ってるかな、
一番上の子はどういう風に思ってるかな・・・その子供の心になってみて
そのバランスをとって、お子さん一人ひとりに話をしていきましょう。


こどもはもう5歳でも自我が芽生えてるんですけども

一層社会的に自我が芽生えていく10歳ぐらいの頃までは
一生懸命、とにかくお父さんお母さんの気持ちを引こうとします。
家族にしっかり愛されてるかどうかっていうのは
自分が安心安全に直でつながりますから、一生懸命になりますよね。


それだけに自分に裂いてくれる時間をたくさん確保したいと思いますから
人が何かしてる時に邪魔をしたりしながら
とにかく自分に割く時間をたくさん取ってもらいたい、だから
今こういう風にお母さんの時間の取り合いをしてます。
しかしその時間だけじゃなくて、子供に対して効果的なのは
お母さんの体温であったり、お母さんの笑顔であったりだと思いますよ。

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ありがとうございました。

今週は、匿名希望 さん からのご相談でした・・・

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夫は43歳で、3歳の娘がいます。

夫は、娘のことは可愛がってくれ、気が向いた時には相手をしてくれます。

しかし、スマホゲームとスマホ漫画が好きで、ほとんど手から離しません。

仕事は一生懸命なので、ストレス発散もあるのだろうと思い

最初はあまり何も言いませんでした。が、娘が話しかけても

空返事や 反応が遅くなる事が多いので、私が注意すると、

外へ出て行ってしまいます。

こんなことばかりだと、このまま娘が大きくなって、

将来にどう影響が出るか 心配です。

私も、寂しく思うのと頭に来るのとで、娘の前で夫の悪口を 言ってしまいそうです。

安藤先生はどう思われますか? アドバイスください。よろしくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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お母さんの、本当に寂しく思う、頭に来るって言う気持ち、

よくわかりますよ。


もうそれはイライラしたり、どうにかならなきのかなって

思ったりすると思います。

だけど敢えて申し上げますけれども、

やっぱり奥さんが思われるとおり、この旦那さんが動くかって言うと、

なかなか難しいところあるんじゃないかなっていうふうに思います。



もちろんこのお母さんの方は

もっとこうであって欲しいと色んなことを思うでしょう。


そうじゃないことに対してやっぱり注意をする、

そうすると外に出て行ってしまう...

旦那さんからすると、

「うるさいな厳しいな、細いな」と、

ひょっとすると思ってるかもしれませんね。


旦那さんは要するに「楽しいことが好き」なのだと思います

もうこれは、旦那さんに対して

「どうしてこういうことができないの、こうしてよア~してよ、

どうして私の思うように動いてくれないの」

・・・と細かく注意をして変わることではないです。

それなかなか難しいです。


なので、

スマホゲームより、スマホ漫画より楽しいことを

旦那さんの目に見えるところで見せるなど、

広い心で、そういう場面をいっぱい作るとかしながら

仕向けていくという作戦を考えて実行するといいと思います。

結構時間もかかりそうですが...


大原則としては、

「相手はなかなか変えられない」っていうのがありますよね。

こちらがやり方を変えてくしかない、

こちらが思い方を変えてくしかないということです。



どうしてこちらの思い通りに動いてくれないの?

今回そういうことだと思うんですが、

それをストレートにぶつけたら変わってくれる人も

いるかもしれません。しかしなかなか変わらない人もいます。


外へ出て行く...のでしたら、これはその作戦ではうまくいかない

ということなんですね。


結論的にこのご主人は楽しいことが好きなんですから、

お子さんとの楽しい時間をたくさん作って

ご主人を巻き込んでいくのもいいかと思います。



娘さんに悪影響が出るかなっていうご心配もあるようなんですが、

娘さんに悪影響が出るとすると、

それは本当に自分は愛されてないとか、大事にされてない

っていうことをあまりにも感じてしまえば、

それは悪影響が出るかもしれません。



気が向いた時には娘さんの相手をしてくれますとありますが、

奥さんのお眼鏡に叶うかどうかで言うと、

気まぐれじゃ駄目なようですね。



例えば、「お風呂に入れてあげてくれる?」とか、

娘さんとの接点を上手に作ってあげて

そして上手にお願いをしながら、たくさんいろんな接点を

作ってあげる、そして今旦那さんがそれに協力してくれた時に、

心からお礼を言うといいと思います。



奥さんがいろんなことをしっかりと俯瞰して

全体を見られてるんだなっていうことを感じますので、

よく「手のひらの上」と言いますけれども、

お母さんが、旦那さんがうまく協力的になってくれるように

仕向けていく、そんな場面を作るといいでしょう。

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ありがとうございました。

今週は、JKの母親 さん からのご相談でした・・・

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高校3年生の娘は、小学生のころからお肉を食べません。

わからないように細かく切って料理に入れても、肉をよけて食べてます。

「なんで食べないの?!」と聞いても「嫌い」という返事だけ。

アレルギーはありません。

魚と海老は好きなので食べますが、それでは家計が持ちません。

最初はそれで喧嘩ばかりしてましたが、気難しくてストレスを感じます。

春から娘は一人暮らしするので、「食べること」に関して

自分で気づいてくれればと思いつつも心配ですし、将来、親となった時、

大丈夫なのだろうかと気がかりです。

アドバイスをいただきたいです。よろしくお願いします。



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安藤先生からのアドバイスです♪

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まず...高校3年生はもう大人と思っても全然大丈夫だと思います。

したがって心配もいらないですし、気がかりに思う必要も

ないと思います。

それがもちろん親心なんでね。


どうだろうって思うことあるかもしれません。

でもそれも含めて、本人が色々気づいて生きていくことなので、

これから先に、この食べ物のことだけじゃなくて、

いろんなことで傷ついたりぶつかったり順風満帆じゃないことは

簡単に予想ができます。



高校3年生が、これから次のステージに旅立つということは

そういうことです。



だから、お肉を食べない...そういうようなことだったら、

それで生きていったらいいんじゃないでしょうか

ということでいいと思います。

また、最近は、肉を食べないという人は多いので、

それが全く悪い訳ではないです。


まあどちらにしても、高校三年生の彼女が

これから自分で生きていくにあたり、それを直さないと

肉嫌いは何とかしないと、というふうな心配とか

気がかりとかあまりそこはもう思わず、

本人がどうであっても、その中で生きて、そして自分で気づけば

修正して歩んでいくんじゃないかなという風に思います。



「魚とエビは好きなので食べますが、

それでは家計が持ちません。今それで喧嘩ばかりしてますが

気難しくストレスも感じる」と...

そうであっても、

普通に、肉料理をメニューに入れたらいいと思います。

本人が食べないだけです。

普通に、わざわざお肉ばっかりにはしなくてもいいですけど

お肉も含めながらの献立、それでいいと思います。

お嬢さん優先のメニューにしなくてもいいということです。



逆に、本人が気づくタイミングって言うのが遅れていくだけなので

普通でいいと思います。


世の中というのは「普通」です。

そこに飛び出していくわけですから、

その中で本人がどう判断してくか、そういうことだと思います。



保護者の方は、こういうことがないようにとか

いろいろ転ばぬ先の杖で心配すると思います。

しかし、結局どこまで行っても、保護者の「大丈夫」って

なかなか到達しなかったりするんですね。

最終的にはどういう状況でも、

本人がやってくんだと信じ切るしかないです。


その親が信じ切る力が、子供のパワーになって

子供はこれから先いろんなもの乗り越えてくんだと思います。

だから心配もいらない、気がかりもいらない、

この子なりになんとかしてくでしょうっていう

信じる気持ちでいればいいと思います。

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