今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、いろは さん からの

ご相談でした・・・

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子どもが産まれる前は、

街で子どもに声を荒らげているお母さんを見ると、

そんなに怒鳴り散らさず優しく言ってあげれば...と思っていたのに、

いざ自分の子どもが泣き止まなかったり、勝手なことをしていると、

声を荒らげて怒っている自分に、ああ私も...

残念な気持ちになることがあります。

自分はそんなことは言わないと思っていたけど、

「なんでご飯食べないの!」

「なんでしてくれへんの!」「どうしてそんなことするの!」って。

怒っている内容は小さなことだけど、それが積み重なっていくと

なんか気持ちが滅入ってしまい、

「今日は対応できなさそう...」っていうときがあります。

そんなときはどうしたらいいですか?子どもは4歳と2歳です。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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とても大変な時期だと思います。

お子さんが4歳と2歳ということで、どうしてなの って思ってしまう時も

多々あると思います。

自分で抱え込まずに、ご家族の様々な方々の助けを得ることができるならば

お願いして、 1人で育てようと思いすぎずに、

周りと協力して育てていこうという風なことがもし可能ならば、

色々お願いして手を借りてやっていくということが

まず一つ心がけていただいて、そういう環境づくりに努めてもらうのが

いいんじゃないかなと思います。自分も楽になると思いますしね。

それからやっぱり子供さんに注意する時に、

「何で 何々なの?どうしてそうなの?」っていうのは、

あんまりそういうふうに「なんで どうして」って言うのは

そういうことを言われて子供が 、じゃあ言うこと聞くかって言うと、

難しいですね。


〇〇して」っていうようなことなら、

子供も何をすればいいかわかると思うんですけれども

「どうしてそんなことするの?」 と言われても答えられないわけで、

それだと子供としては、ただ 叱られてるとしか思いません。

ただ ただ 嫌になって、泣いて、そして 余計にだだをこねて、

どうしていいかわからない状態になってしまうだけです。

「〇〇して」っていう言い方も、やはり子供は、

その内容よりもお母さんの表情と声のトーンと、その奥に眠っている感情を

察知するわけですから 、ものすごく怒っていってるなとか、

イライラしてるなとか、言ってるな とか、

それは子供はよく分かりますね。

ですから 言葉の内容というよりも、お母さんの感情を読んで

お母さんの感情が怖い感情だと、どうしても子供は泣き止まないですね。

こわいですから。


したがって、自分の中で1回 深呼吸して、感情を整えた上で

言葉を発するということが重要だと思います。

とはいえ、1人で子育てということだと、なかなか自分自身で

感情のコントロールは難しいでしょうから、

協力しながらの子育てが一つ 、それからやっぱり

言葉の奥にある自分の感情を子供は見ている、

それに反応しているということですね。少し頭の片隅に置いておいていただくと

いいんじゃないでしょうか。

まあどうしても「なんで ○○なの?」とか、

「どうしてそんなことするの」っていうことは、

要は、「どうしてママが言ってるようにやらないの?

どうして私の思い通りにならないの?」って

簡単に言うとすることになりますよね。



「なんでご飯食べないの!どうしてすぐに動かないの!」 っていうのは

この4歳とか2歳のお子さんに対応するにあたっては、

まずは思い通りにならないということを思うことです。

どうして私の思い通りにならないのと言っても、

思い通りになるはずのものだったら、そう思ってもいいんですけれども、

思い通りにならないものなんですね。

だから まずは、なかなか子育て、しかも4歳と2歳、

思い通りにはならないんだと、まずは わりきるというか、

もうそう決めるというか、思い通りならないことなんだという風に思うことですね。



だから 思い通りになるっていう感覚を、一旦 横に置いておくってことですね。

そこに目の前の状況が思い通りにならないとなれば

「何で思い通りにならないの?どうして思い通りにしてくれないの?」 となります。

特に小さいお子さんですから、思い通りにならないこと なんだってことを

心に置いておきましょう。

忙しくて・・・ っていうところを、まわりの皆さんで協力できる体制ができると

いいですよね。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、りくママ さん からの

ご相談でした・・・

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小学4年生の男子の母です。

算数などで、わからない問題が出てやる気を失っているとき、

「がんばろーよ」と声をかけるけど、ぐずったり、イライラしたりして進みません。

声をかけるとついケンカになってしまいます。私もイライラします。

こんなとき、子どもにどういう言い方をすればいいですか?

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安藤先生からのアドバイスです♪

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こういうケースって、すごくよくあると思います。

まず結論から言いますけれども、 本人にどう言って欲しいのか

聞いてみるって事ですね。

というのは、まずお母さんも、

お母さんがあなたに頑張ろう よって声かけてるのは

やる気を失ったり 挫けそうになってるあなたを見た時に

本当に頑張って欲しいと思ってるから、と伝えます。



勉強を頑張ってほしいというよりも、本当に諦めないでって。

そういう 応援する気持ちがあるから、

ただ ただ 勉強だけ良くなればいいのよ、とか

そうじゃない ただ 応援してる 気持ちがあるから頑張ろう よって

声かけているのだと。

お母さんはいつもあなたを応援したい

応援してる立場なんですよ っていうことですね。


でも その言葉「頑張ろ」は

あなたにとってはあんまりいい言葉じゃないのなら、

じゃあ どういう言い方をして欲しいのかなとか、

例えば あるかな っていう風にきいてみることです。



それを聞いてみることは、実は、表面的なことじゃなくて、

もっと 根本的に人と人として 話してみるって事ですね。


放っておくとか無視をするとかも嫌だし、

お母さんはどうしても思ってしまうんだから、

何かしら あなたに関わりたいとは思うけども、

あなたはどういって欲しいのかな っていう話し合いです。



そのベースの部分から、根本的なところから

人と人として まず話をする。小学校4年生 だからそれはできると思いますね。

そこから、お母さんの気持ちもあるんだな っていうことが 男の子もわかって、

自分はこう言ってもらえると嬉しいなっていうことも

自分でも伝えれて、そういう会話が始まる。

まずそういうことが 一番重要じゃないかなと思います。


もちろん その男の子も、なかなかうまく言えないとするならば、

どう言って欲しいのかって聞いてみたところでうまく言えません。

うまく言えない時、本人ももう やる気を失ってる時は

もう何を言われてもやる気がないんだと、

何も言わないでほっといても、やりたくないものは やりたくないみたいな

と言うことだって 予想はできますね。


しかし じゃあ もしやらなかったらどうなるのってことですが・・・

「やらなかったら困るでしょう」って 最後まで

お母さんの方がいいきってしまうとだめですね。

それは良くないっていうのを、自分の言葉で言わせることです。

やらなかったら あなたが困るというのを、

全部 お母さんが言ってしまうんじゃなくて、自分の言葉で言わせることですね。


困るあなたを見たいとは、お母さんもやっぱり 思わない、と。

うまく頑張れてるって言うあなたであってほしい し と伝えてください。

だからそういうところを話してくってことですね。


やらなかったら困るっていうのを、自分の口からも言わせて、わからせて、

納得させて、お互いに頑張りましょうってことですね。

あなただけに頑張れって言ってるんじゃなくて、

どうすればお互いに前を向けるかっていう話を

一緒になって仲間として考えましょう・・・そういう スタンスで

まずは話してみましょう。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、はなべえ さん からの

ご相談でした・・・

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小学校5年生の娘のことでご相談させていただきます。

完璧主義で苦手なことやわからないことを周りに相談しない子なので心配です。

解けない問題があったら、一人でなんとかしようとするものの

時間がかかるばかりで進まないときもあります。

自分を追い込んでいるようにも見えて・・・。

うまく肩の力を抜いて自信を持たせてあげるには、

どうすればいいのでしょうか。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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娘さんは、どういう風に甘えていいかわからないというか

どういう風に聞いていいかわからないとか、

聞き方がわからないとか、そういうのあるでしょう。

もっと言うと、他の日常生活のことでも

甘え方があまり上手じゃなかったりとかあるかもしれませんから

他の日常生活の中でも、笑顔でリラックスして

肩の力を抜いて、甘えられるような関係、そういうのを作っていくっていうのが

まずは ベースとして一つあるかもしれませんね。



もう1つは、その勉強において、質問をどういう風にしたらいいかわからない、

どのタイミングで聞けばいいかわからない、

だから「いつでも言ってね」と言ってあげることは重要だと思いますね。


分からなかったら いつでも聞いてね、とか

それでもなかなかどういう風に、どのタイミングで聞けばいいかわからない

っていうのがあると思いますので、 1つは、

娘さんということなので、塾の優しい女の先生というか、

そういう先生に お願いをすることでうまく質問するということに対する

ハードルを下げるというか、質問を何回かしていくうちに

質問することが なんてこともない もう慣れていく ってことですね。


娘さんが相性がいいと思えるような優しい先生というか、

そういう先生が実は とっかかりになって、質問することに対するハードルが

下がったり、質問の仕方がわかったり、

今まで相談できないと思い込んでいたものを溶かしていく ってことですね。

学校の先生でもいいですけれども 、本人が、相性が良くて

この人になら 聞きやすい っていうような先生との関係を作ってあげる、

それは大切だと思います。


しかし、そうは言っても、「いやいや、私は自分でやるんだ」とか、

相性がいい、例えば 仮に女性の塾の先生だとした時に、

「その人に聞けばいいじゃない」と言ったところで、

「私はそこにも頼らない。自分でやるんだ」っていう風にも

思っていたとしたら、

「それはそうかもしれんけど、だんだん 中学生になったり

高校生になったりすると、本当に難しい問題とか難しい場合もあるわけだから、

やっぱり自分で何とかできたらいいけども、

全部聞くんじゃなくて、少しヒントもらったら、そういうことかと思って

やれることもあると思うからいいんじゃない?」

・・・みたいな

問題が難しくなって、なかなか 一人でやるのが難しい場合もあるよということを

伝えてくことは重要ですね。


実は、自分で何とかしようというのは素晴らしいことでね、

いい意味で言えば すごく 粘り強いことで、そして納得とともに進みたい、

というのは、悪くないんです。

だからすごく 1人で粘り強く、途中で諦めずに時間がかかっても

やり遂げるんだと、ここは、褒めてあげることで、すごいことだと思います。

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