今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、K・S さん からの

ご相談でした・・・

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この春小学生1年生になった息子のことでご相談です。

親の都合で、昨年末に引っ越しをして、保育所も変わりました。

人と接するのが苦手なタイプで、なかなか友達ができないようでした。

悪いことしたなと思っています。

保育所の先生には「一人でポツンとしていることが多い」と言われました。

小学校に上がってから大丈夫なのか心配です。

いじめられないか、引きこもってしまわないかと不安です。

どうすればよいか、アドバイスいただきたいです。よろしくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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どうすれば良いかっていうやり方もあるんですけども 、

まずは「やり方」の前に「あり方」です。

それはまず、

「明るく行く」 ってことですね。

親御さんも、「悪いことした。心配だ」っていう風になっていくと

そういう空気感になりますから、

表情とか 雰囲気とかも、そちらに引っ張られてしまいます。

そうすると、本来 やってくるはずだった 明るい 現実も

遠ざかってしまう 傾向がありますから、

まだ やり方 の前に そこまで悪いことしたわけでは、当然ありませんから、

要は、引っ越しをしたということですけれども、

そのことに対して罪悪感を感じすぎたりとかはせず、

明るく前向きに考えていけばいいと思いますし、

大丈夫なのか いじめられないか 引きこもってしまわないかという心配は

不安ですね。

それは ゼロではないかもしれませんけれども、あまりしすぎることなく、

明るく前向きに行くっていうことですね。



そもそも 引っ越しをして新しい環境で次々と友達を作れるような子っていう方が

珍しいわけで、

なかなかそこまで どんどん友達ができるって事はあんまりありません。

息子は苦手なんだ、なかなかできないんだっていう風にも思わず、

徐々に きっとうまくいくんだと思います。

まずそういうことを信じて、この新しい環境で、

まず 親御さんも笑顔で、新しく過ごしていくと、

この様子を見て息子さんも明るい影響を受けながら、勇気を出してポジティブに

今進んでいけるのです。

まずこの「あり方」です。

心配しすぎないことです。 これをまず一つは申し上げたいと思います。


みんながどんどん 声をかけてきてくれるキャラの子とか、

自分から 誰から 問わず どんどん 声をかけていけるキャラの子とか

そういうお子さんは普通はあんまりいません。

そうじゃなくて 、普通で考えたら、どこかの誰かと徐々に仲良くなって、

最初の1人、それから 次の1人、こういう風な段階がありますから、

みんなと いきなり仲良く みんなと みんな新しい環境で、全員と、って

なかなか難しいです。

誰か 気の合う子 を探す とか、雰囲気的に喋りやすい子を探すとか、

そういうことを、「誰か一人でも友達できたらね」 と、

ネガティブとか責める言い方じゃなくて、

だれか一人、友達になるっていうイメージでいいかと思います。



もし不安でしたら 学校の先生にお願いしてみてはいかがでしょう。

小学校の先生に、「実は引っ越してきて間もないので、

あまり仲良くできる友達がまだいませんので、

上手にクラスの中でのグループ分けとか、 共通して みんなでやるような

活動がある時に、誰かと上手にナビゲートしてあげてくれませんか」

・・・・とか、

「グループ分けの時に少し お気遣いいただけるとありがたいです」 とか

そういうような感じで、先生に後ろで色々としていただく、

お願いを していくのが現実的だと思います。


あとは、お母さんの友達のお子さんとか、新たなコミュニティの橋渡しを

してあげるのです。

いきなり みんなと平等に、楽しくワイワイとっていうのは

それはもう 普通 大人でもなかなか しんどいと思います。

まずは、気の合う1人と、っていうところに

ナビゲートをしてあげるっていう事かと思います。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、匿名希望 さん からの

ご相談でした・・・

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小学校5年生の娘は、友だちに自分の意見が言えないみたいで、

嫌なことでも「No」って言えないようです。相手を気遣い過ぎて

意見が言えない感じです。

とても気遣いが出来て優しい子だと思うんですが、

このまま自己主張が出来ないのも心配です。

いじめられる標的にされるのではないかと、そんな心配もしています。

「思っていることははっきり言ったほうがいいよ」と優しく言っていますが。。。

なんとかサポートして上げられればと思っていますが、性格を変えるのは

難しいでしょうか。どうしてあげたらいいでしょうか。

アドバイスいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

******************************

安藤先生からのアドバイスです♪

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嫌なことでもnoって言えない本人に、「嫌なことは No って言った方がいいよ」って言っても

「でもnoって言ったらこうなる じゃないか」っていう不安があるから

no って言えないわけですよね 。

だから、自分がnoって言ってしまった先の景色に不安があるわけですよね。

だからNoノーて言えないわけなので そこno って言いなさいって言って難しいと

だからnoって言っても大丈夫なんだっていうことが実感できる経験を

積み重ねることですよね。

例えば、それはご家族の中での会話の中で、わざと 何かと何かを選ばせたりとか、

何かわざとNOって言わせるようなシチュエーションを作るとか、

noと言ったところで、別に誰かが機嫌悪くなるわけでもなく、

noって言ったところで、目の前には平和の景色がちゃんとあるというような

そんな経験を積み重ねる中で、noっていうことに対するハードルを

下げていくということです。

noって言っても大丈夫な経験を重ねていく これが1つあるでしょうね。



それと

確かに、気遣いができて、とにかく自分さえが我慢すればいいんだっていうことだと、

当然、出会う人によっては、「あの子に我慢させとけばいいんだ」っていう風な人が

出てくる可能性はあります。

そうすると なんだかわかんないけど 自分だけが我慢しているケースになる。

それがいじめかどうかはべつとして、そういうことが起こるというのは

普通に考えたら ありえますよね。


noって言っても大丈夫なんだっていうことを、体で感じさせる わかるっていうような経験を

重ねること。そして合わせて自分の気持ち 自分の意見を大事にすること

自分を大事にするってことです。



小学校5年生、思春期になりかけてきた人間関係、友人関係の中だけで

それをなんとかしなさい じゃなくて、もっと ハードルの低い、

ご家族とか比較的 noと 言いやすい 人間関係の中で、

Noということの トレーニングじゃないですけども 、Noと言っても大丈夫な経験を

重ねていくことで、 それがやがて、

学校とか、様々な人間関係の中でも、家庭でやったことが、

外でもできるようになっていくと思います。

いきなり 学校というよりも、家庭の中でそういう環境 、そういう経験を重ねていくということが

重要かと思います。


ご家庭の中でできることが、だんだん 社会に出てもできるようになっていく。

ご家庭の中でできるということですよね。

ご家庭の中ではできるけど、外へ出るとできない場合、

そこは上手に手をはなしていくのです。



家の中だけでうち弁慶になってしまわないように、

弁慶ができるために、お母さんにずっといてほしいとかそういう子もいますけれども、

ずっといるんじゃなくて、「自分でやっていきなさい 」ということですね。


「お家でもやってるんだったらそれを外でもやってきなさい」 というふうに

手をはなして接続させていくのです。

言葉で言ったら 簡単なんですけど そうはならないことの方が多いですねですから 、

そういう環境を積み重ねてください 。

そうせざるを得ない環境を重ねていくと、シチュエーションを

その中で意識的に作っていく ことになります。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

新年度もよろしくお願いします!

最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、アイリス さん からの

ご相談でした・・・

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娘(13歳)からこんな相談をされました。

「クラスメート同士のケンカで、あまりに酷く相手を傷つけている

(きつい言い方をしていたそうです)ので助けてあげたかったけど

何も出来なかった。

あんな時、どうしたらいいの?」と聞かれました。

私こそ、娘に、こんな時どう答えてあげればいいのかわかりませんでした。

アドバイスいただきたいです。よろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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もし 娘さんが、ひどく 相手を傷つけている側の人に
"そんな言い方はないんじゃないの"って間に入って言うことができるなら
それも一つかもしれませんが・・・。

ただ一般的に、
言っている側の人にそれを言ったらその方が 言い方を和らげるか?というと、
なかなかそういう風には行かないものだと思います。

ある程度 ヒートアップしてる方にそれを言っても難しいです。
1つの方法としては、言われてる側の人に、
この一通りのやり取りが終わった後、励ましたりとか話を聞いたり
慰めたりとか、そういうことをしてあげることが一つなのかなという風に思います。

ただそういう風に慰めたり励ましたりしても、
何度となく こういうことがあるようだったら、やはりそういう人とは
距離をおくってことですよね。

喧嘩をしている相手、つまりはひどく 相手を傷つけている側の人からは
距離を置くってことです。

このひどく 相手を傷つける言い方をしている人も、
どこか不機嫌で、何かに当たってるかのように言っているかもしれません。
そうなるとそこから少し距離をおくってことですよね。

そういうことを、言われている人にも助言をしたり、
励ましたり 慰めたり、そういう形で アプローチをしてはどうかと思います。



ヒートアップしてる側の人に、不機嫌はやめなさいと言っても、
不機嫌は不機嫌 なので、やめたら?というのはちょっと難しいかもしれません。



それともう一つ・・・
「目の前で繰り広げられている よろしくない状況を
何とか助けてあげたかったけど 自分は何もできなかった」
・・・その 何もできなかった自分のことを責める必要もないってことです。


必ず正義の味方でなくちゃいけないというわけじゃないですし

難しい状況もたくさんあります。


何もできなかったという、その自分を責めることは必要ないです。
生きていれば目の前でいろんなものが繰り広げられるその全てを、
自分が解決しなきゃいけないというわけでもない、ということですね 。

とはいえ、娘さんは、優しい気持ちがあるんでしょう。

何かしてあげれないかな っていうことなんでしょうね 。
そういった場合は、割って入るのが良さそうな状況ならそれも一つですが、
結局何もできなかったというのは、割って入るには
なかなか難しい状況だったんでしょうね。
罪悪感をひょっとして感じてらっしゃったとしたら、お母さんからは、

「何もできなかった自分を責めることはないよ」と、言ってあげて下さい。

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