今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

いつも番組には、お悩みだけでなく、

ご紹介された方からの後日談や、

そのほか番組へのご感想などもいただいています。

ありがとうございます!

安藤先生には

全てのメールを読んでいただいていますので、

またぜひお気軽にお寄せくださいね!

さて、今週は、Orannge さん からの

ご相談でした・・・

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小学4年生の息子のことで相談させてください。

小さいころから責任感、正義感が強く、時々友だちにきつい口調で

注意することがあります。 友だちの親御さんからも、

「〇〇くんにこういうこと言われたみたいで、うちの子が傷ついた」、

「〇〇くんって口が達者。うちの子は言われる側やわ~」とか

言われてしまうことが結構あり、その度に私は必死に謝ったり、フォローしたり、

息子をきつく叱ったりしています。

今はそれがストレスです。「頼むから余計なことを言わずにおとなしくして」と

言い続けて、息子も少しは我慢するようになりましたが、

「お母さんは自分のことを分かってくれない」と泣かれてしまいました。

どうしたらいいのか悩んでいます。

前向きになれるアドバイスをいただきたいです。よろしくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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お子さんが、友達に対して、正義感が強いだけに色々きついこと言う。

お母さんは必死に謝ったり、フォローしたり、息子をきつく叱ったり。

そして息子さんは泣いてしまう。

・・・なぜ泣くのか?

これは、お母さんにしてもらいたいことをしてもらえないからです。


つまり、「頼むから余計なこと言わずに」と言われたり、きつく叱られたり 、

謝ったりフォローしたり・・・

しかし息子さんは、そういうことをしてほしくないわけですね 。

息子さんは、お母さんに、「自分の味方でやってほしい」と思ってるんです。

なぜ自分の味方でなのか。これは、息子さんは、

正義感で間違ったことをしていると思ってないわけです。

おそらく 小さい頃から、「これは正しい。これは正しくない」と

善か悪かのように、〇と×みたいに、お母さんから聞いていたのです。

お母さんの話が「こういうのは正しい。こういうのは正しくない。

これはいい、これは良くない」みたいな話があった。

息子さんは、こういうのをずっと何気に聞きながら、

正しい方を 選ばないと!正しい方に行かないと!

そうじゃないと、お母さんに認められない。

お母さん に認めてほしい!そう思っていたんです。まだ小学校4年生ですからね。

お母さん に認めてもらうためには、正義側のポジションに立たなきゃだめで、

正義の人間でいなきゃだめで、

そうすると愛してもらえる!だから僕は正義を大事にする!

なぜならお母さんに愛してほしい!お母さん に認めてほしい!

お母さんに大事にしてほしい!

だから僕は正義を大事にしてるんだ!・・と思っているんです。

しかし、なのに 今 正義を大事にしたら怒られる、叱られる。

大事にして欲しいと思ってた。お母さんに認めてほしい、

愛されたい、大事にしてほしいから正義を頑張って貫いてきたのに、

今は正義を貫くときつく叱られる・・・・。

だから泣くわけです。「どうして?」と

裏切られたような気持ちですよね。だから泣くわけです。


では、お母さんは何をやればいいかということですが・・・

とにかくどうであっても、「お母さんはあなたの味方だよ」と

抱きしめることです。

それでその上で、正しいとか正しくないっていうのは本当はなくて、

人それぞれなんだよ」 と教えてあげて下さい。

その時は、ぎゅっと抱きしめることが先です。

その後に、怒るとか叱るとか言って聞かせるではなくて。

「人それぞれで色々なんだよ」と教えてあげて下さい。

そして、「お母さんもあなたが小さい頃に、正しいとか正しくないとか、

こういうのは バツとか、ひょっとすると言い過ぎてたかもしれないね 。

お母さんもちょっと間違ってた。やっぱり 本当は人それぞれだからね。

でもあなたは、これは こうじゃないとってやっぱり 思うよね。

それもよくわかるんだけど、そういう風に言えば 相手にきつい口調で言えば

相手がわかるってことじゃないから、そこは気をつけようね。

あなたはいつも偉かったね。お母さんは大好きだよ!」

そんな風に、やっぱり1回報いてあげないとダメですね。

正義を貫いたからには 、愛されたくて 正義を貫いたわけだから、

愛してやらないとだめですね。 認めてあげないとだめですね。

その上で、「表現方法は気をつけよう」と、そんな風に持っていくことが

重要でしょう。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

さて、今週は、てっちゃん からの

ご相談でした・・・

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8歳と5歳の子供がいます。

下の子が友達とうちで「お店やさんごっこ」をしているとき、

「カードで」とか「○○ペイで」と言っているのを聞き、

面白いなぁと思うのと同時に、ちょっと複雑に感じました。

キャッシュレス化で、子どもたちは「お金の価値」がわかりにくくなっていると

思います。私も普段は電子マネーなどを使うことが多いですが、

子どもと一緒にいるときは(面倒ですけど)現金で買い物することもあります。

日ごろから、お金の価値を伝えたいために

「お父さんとお母さんは働いてお金をもらっているんだよ」という話を

していますが、先日、長男にお手伝いをお願いしたとき

「手伝ったらいくらくれる?」と言われてしまいました。(ちょっとショック)

将来、子どもがお金のトラブルに巻き込まれないためにも、親として、

いつからどんなふうに、きちんとお金の価値を教えればいいのか

アドバイスいただきたいです。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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8歳と5歳のお子さんというのは、何より一番強いのは親の影響です。

世の中の影響を受けるよりも、 親の影響や

毎日の環境の影響を受ける方が大きい 年齢です。

10歳 11歳ぐらいになってくると親がどう言おうが

世間とか世の中の影響を受けることが多いんですけれども

(子供が社会的な活動、世の中の活動に対して目が向くってことなんですけれども)

今の世の中の風潮がこうであったりとか、いろいろあるかもしれませんけれども 、

この時期はそれにまさるぐらいの、親の言葉であったり、

毎日の生活の中で お子さんとする会話であったり、

そこをしっかりすれば 大丈夫なんじゃないかなという風に思います。


面白いと思うと同時に複雑に感じました・・・とありますが

でもそこまで深刻に考えることもなく、お店屋さんごっこの中でも

現金だけでやり取りするお店というのも一方でやればいいわけで、

カード やペイじゃなくて現金だけです~ とかいうお店屋さんごっこを

親御さんと一緒にやったり、そういうのも 一つだと思います。



8歳の上のお子さんの「手伝ったらいくらくれる?」については

「助けてあげたいからやるっていう気持ちが欲しいな」 とか

気持ちを伝えればいいと思うんですね。

8歳の子ならしっかりと気持ちを伝えたら分かってくれると思うので、

お金をあげないとかじゃなくって、「お手伝い」っていうのは

誰かが助かればいいな っていう思いでするものだから

そういう気持ちでやってほしい・・・そういう気持ちを伝えるってことで

大丈夫じゃないかなと思います。

今回のお母さん、非常にいいところに気がつかれてるなと思いますね。

というのは最近やっぱり子供たちが働くっていうことの意味とか、

働くっていうことの価値とか、お金を稼ぐということはどういうことなのかとか、

役に立って、人を喜ばすことができることでとか、様々な 働くことの価値、

働くことの意味、そういったものを語る機会、子供たちが 聞く機会っていうのが

随分少なくなってしまってるような気がしますね。

したがってなんかこう、仕事でも「面白くないからやめて次に行く」とか

例えば、かつて面白くないことでも面白くなるように一生懸命やっていたら

だんだんやってたことが 面白くなってくる・・・とか、

そういった 粘り強い気持ちで目の前のことにしっかりと気持ちを込めて

当たっていれば面白くなってくるとか、そのことで誰かを笑顔にできるとか、

そういった 目に見えない価値を伝えていくというところですね。

こういうのは ご家族の中でいろんな機会でやっていくことは大切ですね。


そのことで子供たちはだんだん 実感が湧いてきますね。

人の役に立つこと、お金を稼ぐということ、お金とは何か、

学びが深まりますね 。

そういったことは、できれば家族の中でいろんな会話をすることが大切でもあるし、

10歳 11歳ぐらいまでは、特に家族の中の会話が、

本人に一番の影響を及ぼす と思いますから、ちょうど今いい時期じゃないですかね。

世の中の影響は色々あろうかと思いますけれども

何より家族の中でそういう会話を重ねることが大切だと思いますね。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

さて、今週は、 Hika-Ayu ママ さん からの

ご相談でした・・・

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6歳の娘と3歳になる娘が二人で遊んでいるとき、

すぐ喧嘩になってしまって困っています。

長女は自分の言うことに従って遊んでほしいみたいで、

言うことを聞かない次女にイラっとして喧嘩になってしまいます。

長女には「○○(次女)ちゃんのやりたいことも聞いてあげてね」と

いつも言っているのですが、なかなかそうできないんです。

親が言葉で伝えて、そうしなきゃと気持ちをコントロールできるようになるのは

いつ頃なんでしょうか。また、ふだんどのような声掛けをすればいいでしょうか。

アドバイスいただけますと幸いです。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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まず。。。

長女の娘さんが、妹である 次女の娘さんに言うこと聞かないから

イラッとして喧嘩になってしまうというのは、理由があるんですね。


喧嘩になってしまうとかっていう表面的なところであるとか、
そしてまた 親も「ちゃんと妹のやりたいことも聞いてあげて」 って言って
そのようにやらないとか、その表面的なものに隠れた理由があるんですね。


つまり、ひょっとすると、妹に言うことを聞かせようとしているお姉ちゃんは、
「普段自分は結構 我慢をしていて、言うことを聞かされてきて、
もうこれ以上は言うこと聞きたくない。自分は言うこと聞かされてるばっかりだ」
っていう風にもし思ってるとすると、
妹さんに、私の言うことをせめてあなたは聞きなさい! と喧嘩になっていく。

でもさらに、お母さんには、「妹のやりたいことも聞いてあげて」と
また 言われてしまう 。そうすると、また お母さんの言う通りにしなきゃいけない。

「もう何で私ばっかりが我慢して、何で私ばっかりが言うことを聞かされる
立場になるのか。もういやだ」 ってなるとですね、
妹の方はそれに比べて なんか自由にしてる気がする、だから私は
妹の時はせめて私の言うことを聞かせたい。
けど、それも 叱られる。そして私が言うこと聞けと、親に言われてしまう・・・

そう思ってるとすると 、それを解きほぐさないとだめですね。

ときほぐしもせずに、「どうして 言うこと聞かないの。妹のことも考えなさい。
もうあなたは一体いつになったら言うこと聞くようになるの」って言っても

なかなか解決しないですね。
そういったことも一つ まず最初に考えられるということを申し上げたいと思います。

ただ ただ 言うことを聞かせていくのではなくて、
解きほぐしていくことが大事です。


その方法ですが...

まずは、お母さんと、この 6歳のお姉ちゃんが、2人でゆっくり話をすることです。
このお姉ちゃんの方から話をゆっくりと聞くってことです。

決して否定をしたりとか、「あなたがそう言っても こうなのよ 」って
言って聞かせる ではなくて、まずはしっかりと ひたすら聞くってことですね。

お姉ちゃんに
「ひょっとして ずっと言うこと聞かされてるっていう風に思ってる?」とか
「我慢してることとかある?」とか「好きなことがやれてる?」
そういうようなところですね。
お母さんの前だから、我慢してても我慢してないって言わなきゃだめだとか、
そういうんじゃなくて、本当の気持ちが言えるような雰囲気で
ゆっくりと話を聞くということですね。

その上で、お姉ちゃんが「私ばっかり言うこと聞かされてる」「妹には甘い
私には厳しい」とか「なんか私は好きなことがやれてない」とか
いろいろ言ったとします。そうするとお母さんは、
「あなたにの好きなこともやらせてあげたいし、こういうところはその通りだね。
ただこうすると困るから、この時は こうすれば こうできるからね」とか
しっかりとわかる話をしてあげることが大事です。

娘さんが、「なんかよくわからないけどママが怖いからひたすら我慢」とか
そうなるんじゃなくて、しっかりと納得ができるようなお話し合いをして、

その上でお母さんは、

「妹にもダメなものはだめとママは言うし、お姉ちゃんばっかりじゃなくて
妹の方にも同じように接していくつもり。ただ2人が遊ぶ時は、
少し年が上なのは上なので、小さい彼女に対して、こういった時は
ちょっと聞いてやってほしい」と言ってあげましょう。
また、「お姉ちゃんが頑張ってるのは、ママも見てる。
だからお姉ちゃんには感謝してる」とか色々 率直に話をしあうことです。

そういったところで分かり合う 努力をしましょう。

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