どうも、ゆかぽんこと中村友香です♪
冬ですが、
汗をかくほど遊びに夢中になっていた息子。
のどが乾いたと水を一気飲みして...
『プハーッ!』
「いい飲みっぷりやね!」と言うと、
『ママもビール飲んでいつもやっとるやん!
オレは水やから、健康にいいよ!』と。
言うよねーー!見てるよねーー!笑
そんな、いつも、なんて、そんな...ねぇ(^◇^;)
子どもって遊びに夢中だとなかなか水分をとらないですよね。
しっかり水分をとって、寒い冬も健康的に過ごしましょう♪
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「子育ての輪」
毎月2週目は、『よく噛むことからはじまる健康づくり』!
三重県歯科医師会から先生をお迎えして、
歯と健康に関するお話をうかがっています。
今回、ご出演いただいたのは
三重県歯科医師会 常務理事 伊藤法彦 先生♪
今月は、
11月に開催された『第29回 三重県歯科保健大会』を振り返りました♪
今回の三重県歯科保健大会は、
伊勢市のシンフォニアテクノロジー伊勢 響ホールで開催され、
およそ400人の方が参加されました。
私もお邪魔させていただきましたよ( ´ ▽ ` )
大会の前半は、各種表彰が行われ、
よい歯の児童生徒の表彰や図画ポスターコンクールの表彰、
そして、いい歯の8020コンクール表彰では、
今回から新たにFM三重表彰も追加されました☆
伊藤先生は
『今回、いい歯の8020コンクールは
過去最高となる1,320名の応募をいただきました。
審査結果を見ると、
応募いただいた方全体の平均年齢は83.6歳、
残っている歯の数は25.2本。
これまでの結果と比較すると、
徐々にですが、受賞者の年齢が上昇し、
残っている歯の数も増えています。
これは、8020運動がさらに
県民の皆さんにも浸透してきた結果かな、と思っています 』とおっしゃいます。
私も日頃から歯と口の健康づくりをしていかないと!って
思いましたo(^∇^)o
三重県では今年4月から
「第8次三重県医療計画」がスタートし、
それに伴い、三重県の歯と口腔の健康づくりを進めるための
「第3次みえ歯と口腔の健康づくり基本計画」も策定されました☆
伊藤先生は
『三重県歯科医師会では、
県民の皆さんがより一層の信頼と安心を
実感できる歯科医療を提供できるよう、
体制の構築を目指しています。
さまざまな機関や団体などと連携して、
すべての県民のために歯科口腔保健を進めていけるよう、
これからも取り組んでいきます』とおっしゃっていました。
こういった大会やコンクールへの参加が
歯と口を健康に保つモチベーションのひとつになったら嬉しいですねぇ(´艸`*)
また、介護施設や老人ホームなどの施設系サービスにおいても、
今年度から入所者ごとの状態に応じた口腔衛生管理が義務化され、
今まで以上に口腔衛生の重要性が認識されています。
身体機能の衰えを防ぎ、健康寿命を延ばしていくためには、
歯とお口の健康はとても重要ですね☆
表彰のあとは、
リオデジャネイロオリンピック 女子レスリング69キロ級
金メダリスト 土性 沙羅(どしょう さら)さんを迎え、
「内気な私が世界一になれた4つの理由」と題した
特別講演が行われました♪
アスリートというと熱血とか元気で明るくて...というイメージでしたが、
土性さんは真逆で、物静かで、家で過ごすのが好きな、
内気なタイプだとか。
でも、レスリングに出会い、努力の日々の中で栄光と挫折を繰り返して...
勝者と敗者、それぞれの立場を経験できたことが、
何でも来い!の精神、逆境に立ち向かう柔軟性がついたというお話。
とても冷静に自分を分析して、
目の前のことに真面目に、一生懸命取り組む...
土性さんの人柄も伝わってきました(*´-`)
努力が当たり前の環境の中で、自分の弱点に目を向けたり、
お手本になる人の側にいたことや、人間力を鍛えてもらったことなど、
まわりへの感謝の気持ちがあふれているのもステキ♪♪
"夢は叶えることだけが目的ではなく、
それに向けて行動することが成長につながる。
挑戦していくことが大事!"というお話は、
とても学ぶことが多かったです☆
まさに今回の大会テーマ
「夢のチカラ」が「生きるチカラ」に通じていますね!
また、レスリングや他のスポーツに取り組む若者たちに対して、
"本気の取り組みが大切"とエールも送っているのも、
優しさと熱い気持ちを感じましたし、
強くなるには厳しさも大切なことを伝えていたのが
とても印象的でしたd(^_^o)
そんな土性さん、
現役の頃にマウスガードを装着していて、
重要性を感じているということで、
「スポーツする方は特に、マウスガードを付けた方がいい」と
強くおっしゃっていました!
レスリングはコンタクトスポーツですし、
対戦するときの相手もそうですが、
自分の歯や口、相手の身体を守るためにもマウスガードは大切ですよね。
スポーツ中などに起こる歯や口のケガを未然に防ぎ、
大切な歯を守ってくれるプロテクター、安全具の役割をするのが
マウスガード☆
マウスガードは、
強い衝撃から歯を守るために高性能な衝撃吸収材で
できていて、上顎(うわあご)に装着するのが一般的です。
今はさまざまなスポーツで、
歯や口を守るために積極的に使用されている方が多くなってきましたが、
実は、マウスガードを義務付けしている競技や、
推奨、または、許可している競技があって...
具体的には競技団体が決めています。
日本スポーツ歯科医学会がまとめたものによると
例えば、アメリカンフットボールやボクシング、総合格闘技などは
マウスガードの装着が完全に義務化で
空手やラグビーなどは条件付きで義務化されています。
また、モータースポーツは装着を推奨していますし、
バスケットボールや柔道、硬式野球などは
装着が許可されているスポーツです。
マウスガードって、安全にスポーツをするために
すごく重要な役割を果たしているんですね(о´∀`о)
また、スポーツ中に上下の歯を強く噛みしめている状態を
"スポーツクレンチング"と言いますが、
例えば、レスリングで相手にぶつかる瞬間、前に踏み込む瞬間などに
歯に大きな力がかかっています。
その影響で歯がすり減ったり、ゆがんだり、
場合によっては歯が欠けたり、折れることもあるそうですが、
マウスガードはそれらの予防・軽減もしてくれるとのこと!
へーー!
マウスガードが力をやわらげる働きをしてくれるんですね!(´⊙ω⊙`)
伊藤先生によると
『スポーツ中に装着するマウスガードは、
その人の噛み合わせや歯の形に合わせて作られます。
自分の歯や口に合ったマウスガードを装着することで、
噛みしめるときに力を入れられるので、
自分の能力をより発揮しやすくなるのではないかと思います。
マウスガードも、
市販のものでお湯で温めて自分で作るタイプのものもあるのですが、
フィット感がなくプレー中に外れたり、
発音しにくく、声を出す競技では使いにくい場合があります。
歯科医院で作るものは歯科用の型取りで精密に作れますので、
適合もよく、発音にも支障はありません』とのこと。
なるほど、
安心してスポーツに参加したり、思いっきりプレーを楽しむためにも、
マウスガードの装着は大事ですね(^-^)v
マウスガードについて知りたい場合、
まずはかかりつけの歯科医院で、
歯科医師や歯科衛生士に聞いてみて下さい♪
三重県歯科医師会のホームページには、
県内のマウスガード作製ができる歯科医院も掲載していますので
参考にして下さい!
また、三重県歯科医師会では、
三重県民のスポーツへの取り組みをサポートするため、
スポーツ歯学に関する知識を向上させることや、
学校歯科医としての役割分担なども含め、
「スポーツデンティスト」を養成することに力を注いでいます。
毎年、養成研修会を開催していますし、
さらにはスキルアップ研修会も開催し、
脳震盪などの外傷や骨折や捻挫への対応など
口の中以外の知識をつけるために
医科の先生に講演していただくこともあります。
スポーツデンティストの資格を持った歯科医師が増えていくのは
とても頼もしいですし、ありがたいですね٩( ''ω'' )و
最後に伊藤先生から一言☆
『やはり「自分の身体は自分で守る」というのが基本です。
私たち歯科医師や歯科医療関係者も、
大切な歯を守ってくれるマウスガードの普及を通して、
皆さんのお口の健康に努めたいと思います』
スポーツを楽しむためにも、夢をもって生きていくためにも、
歯とお口の健康を大切にしていきましょうo(≧▽≦)o
『第29回 三重県歯科保健大会』で表彰された
令和6年度歯と口の健康週間各コンクールの作品は、
三重県歯科医師会のホームページでご覧いただけます♪
また、このコーナー
『よく噛むことからはじまる健康づくり』へのメッセージもお待ちしています!
この症状って何だろ?そのままでいいのかしら?
どんな歯ブラシを選べばいいのかなぁ...
子どもが歯みがきを嫌がる...どうしたらいい?
などなど歯や口に関すること、お悩み、疑問、何でもOKです!
お気軽にどうぞ♪
【 絵本の世界 】
『 だれかがきたよ 』 福音館書店
得田 之久 ぶん
垂石 眞子 え