おはようございます。ウィークエンドカフェへようこそ。
湯気の立つマグカップを両手で包む。
指先からあたたかさが広がりやさしく身体に馴染んでゆく。
ウィークエンドカフェのオープンです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              
山と海が寄り添うように広がる南伊勢町。
この町に、地域の"あったらいいな"を、一つひとつ形にしていく人たちがいます。
みなみいせ元気ネット 玉山寿美さんがお客様です。

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公園に広がるのは、子どもたちの瞳を輝かせる光の景色。
夕暮れの町を鮮やかに彩ります。

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公園できらめくイルミネーションは地道な作業の積み重ね。

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ほんの小さなサポート。道具を貸したり、場所を整えたり、背中を押す一言だったり 町の未来に必要なものを地域の力が支えています。
人の想いがつながっていく夕暮れにともる光は、優しさが滲んでいます。

南伊勢町 一般社団法人みなみいせ元気ネット 玉山寿美さん

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桑名市 西大黒屋

おはようございます。ウィークエンドカフェへようこそ。
山の気配が静かに降りてくる冬の入り口。
朝の光は、黄金色の道を創る凜として、柔らかく、ウィークエンドカフェのオープンです。

多度大社の参道を歩いていくと、大きなのれんがかかったお店が見えてきます
名物は「八壺豆」
今日は西大黒屋 十二代目、蒔田登美子さんがお客様です

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昔から変わらず並ぶその袋は、多度の参道の風景に欠かせない存在です。

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八十八歳の蒔田さんが作る味に、声をかけてくれるお客さん。
その交流が、今日も店を開ける力になります。

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八壺豆は、蒔田さんが守り続けてきた小さな宝。
そのひと粒に宿る手間ひまと、人のぬくもりこそが、多度の参道に光る、ほんとうの宝もの

桑名市 西大黒屋 蒔田登美子さん

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松阪市 飯高オーヅ会

おはようございます。ウィークエンドカフェへようこそ。
薪の香りがほのかに漂い、畑には、冬を迎える準備をする人の影。
その姿は、山と対話するようにゆっくりと、丁寧に。
ウィークエンドカフェのオープンです。

松阪市飯高町。
ゆるやかな山なみがつづくこの地は、映画史に名を刻む巨匠・小津安二郎が青春時代を過ごした町です。
ここには、その面影を静かに守り続ける人たちがいます。

案内してくれるのは、飯高オーヅの会の岡本美夜さん。
この会は、岡本さんのお父さんが立ち上げました。

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小津監督の貴重な写真や資料が並ぶ、小さな資料館。
名作を生んだ当時の空気を感じさせる静かな展示が続きます。

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小津作品にゆかりのある多くの俳優たちが、この町を訪れました。
静かな飯高の風景は、巨匠の原点をそっと物語っています

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岡本さんが特に心に残る一本として挙げるのが、小津監督の代表作「東京物語」です。
資料館の外へ出ると、夕日が山の端に沈み、赤く染まる空の下で里山の影がゆっくりと伸びていく。小津監督が見つめたであろう、変わらない飯高の風景。

松阪市 飯高オーヅ会 岡本美夜(おかもと みよ)さん 

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